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通信制看護学生LIFE

How to enjoy nursing student life@kobe-tokiwa

成人看護学実習

通信制看護学生は今まさに実習の最中だと思うので

実習のことを振り返りながら書いていこうと思います。

 

実習は全国各地の実習病院で行いますし、

病院によって、また同じ病院でも病棟によって実習方法も異なることがあるので

参考までに。

 

成人看護学実習は、私は運よく自宅から通える範囲でした。

 

成人だけでなく老年で参加するメンバーも合わせると8名くらいだったと

思います。(すでに記憶が…)

 

実習病棟は当日実習担当者から発表だったので、どの診療科になるかはわからず。

事前学習は経過別の特徴(急性期~ターミナル期)だったり

成人期の特徴だったり、事前課題どおりのことを学習してました。

 

実習自体は、学生1名に対し指導者が1名だったので

金魚のふんのように後をついていきました。

 

事前に大学の先生からは

年齢は老年期でも仕方ない(成人期にあたる年齢で入院していることが少ないため)が、疾患については加齢が起因しているものではないこと

が実習患者の選択条件といわれていました。

(加齢に伴う疾患だと、成人期としてのアセスメントができなくなるので)

 

最初に実習指導者の方がお勧めしてくれたのは

実習1日目にOPがある人で、周術期の看護が学べるからと言ってくれたのですが、

変形性膝関節症で明らかに加齢が起因していた患者さんだったのでやめました。

 

結局ターミナルの患者さんにしましたが、

本当にこの患者さんとの関わりを見学させてもらって良かったなと思います。

(グループワークのメンバーも最高に良かったし)

 

その患者さん。

意思はあるんです。こうしたいという思いが。

でも身体的に実現できない。動けない。痛みも強い。

 

そういう時に、

せめてそれに近い状態を(病室の中で)作ろうとその病院の看護師さんは考えていました。苦痛を最小限にして。←常套句ですが…。

 

私も、「家族のサポートが得られなくては困難だな…」と考えていました。

 

でも

「場所は病院だけれど、その中で何かできることは…」と考えることが、

もうすでに患者の意思を尊重していないんです。

看護師のエゴになってきます。

 

「この患者さんがしてほしいのは、そういうことではないと思うよ」と

言われたとき、ハッとしました。自分たちのエゴだなと。

 

身体的に動くのさえままならない状態であっても、

あるいは家族のサポートが得られないなら、

どういうソーシャルサポートを使えば意思が実現可能かを考えるのが看護。

 

ほんと理想論だけど、結局はそう。

 

現実は正直難しいのは100も承知。

家族関係が複雑だったり、また病状から医師がNOを出す場合もある。

 

だけど、理想論を実践できる看護師がいるのも事実。

そういう状態でも患者の望みを実現させるために、ソーシャルだけでなく家族にも様々なアプローチをかけて実現させる看護師はいます。

 

私も准看で働いている時に

「え?この人を家に帰すの?」と驚いたことがあったので。

 

理想論というか、ターミナル期の看護がきちんと理解でいれば

そもそも視点が違うんだなと思いました。

 

あと、ターミナル期は本当に時間との闘い。

1日単位で病状が変化するので。

普段からの関わりが大きく影響するんだなと実感した実習になりました。